考えごとノート。

日本が多様性に寛容な社会になるために、世界一多様な都市トロントに留学している教育者の卵です。Teacher candidate/ DIversity education/ Canada / Study abroad

留学後半スタートやでの話。

「長期で留学…したい!」そう思ったのは大学3年生でカナダのブリテッシュコロンビア大学で短期留学を終えた時。

 

英語で授業を受けることに手応えを感じ、もっと自分に挑戦したい気持ちがフツフツと湧き出ていたのがその留学からの帰り道でした。
その1ヶ月後には教育実習期間中に、トビタテ(官民共同留学支援奨学金プロジェクト)の書類を書いて応募しました。

 

トビタテは一回で受からず、自分の軸とは何かを考える事が多かったのが大学四年生。そして、自分の大切にしたいものに気づくきっかけになった問いを今でも鮮明に覚えています。シンプルだけど、核心をついた問い。

 

「何の拘束もなしに、何かを達成するだけのお金と時間があるとしたら、何をしたいの?」

 

〜〜であるべき、◯◯でなきゃいけない、と思っていた私の「見栄」や、「期待されてる答え」や「理由づけ」を全部取り払って、「これがやりたい!!」に向き合う一歩でした。

 

外国にルーツを持つ子供を始めとしたマイノリティの子供達が自分の居場所を見出せる学校づくりを学びたい。

自分の過去を振り返り、社会課題を見つめ、自分が好きなことと繋げると、この点に行き着きました。

 

多くの移民・難民を受け入れ、150の言語が存在するオンタリオ州で、互いの文化や言語、宗教、価値観の違いに寛容であることとはどういうことなのか。子供達はどんな支援を必要としているのか。
更に教員が行なっている工夫や協働する態度への促し方等見てきたい点は色々あります。
授業は明日から!教育学、哲学(この私が(笑))、カナダの歴史、そしてチャイ語の授業を取りました。

 

正直、ここまで来るのに、大学での語学要件足りなくて先に来て語学コースやったり、交換留学の提携も無いところに1人で来たり、、、留学に対する不安も大きかったです。

でも背中を押してくれる人がいることが本当に幸せで、チャレンジする勇気を貰います。これからの8ヶ月、改めて1日1日を噛み締めながら留学後半をスタートします。

 

トロントはもう秋です。夜は一桁台まで気温が下がり、冬が来るのが恐ろしい。滅入ることもあるかもしれないけど、自分に正直に、目標持って、ブレずに走り抜けたい!