考えごとノート。

日本が多様性に寛容な社会になるために、世界一多様な都市トロントに留学している教育者の卵です。Teacher candidate/ DIversity education/ Canada / Study abroad

一時間目は遊べ?

私は日記等の記録は、気が向いたときにしかつけられないタイプです。
なぜなら単純に飽き性だから。

でも、留学中の記録は忙しさにかまけずにつけていきたいと思ってる。なぜなら限られた時間しかこの場所にいることができないから。
ここにしかない体験があるはずだから。
挑戦していきたいから。

ここで感じた事、やって来た事を後に糧にする時が来るかもしれないから。

そんな思いで自分の経験を綴る事にしてみます。

今日はとんでもない事から1日が始まりました。
9月から日本人補習校で理科を担当する事になったのです。

電話を受けた時、何が起こるんだろうって本当に不安な反面、やっと補習校に関われる事でワクワクでした。


補習校に初めて伺ったのは去年の10月。
就労許可付きのSTudy Permitでない、ボランティアやティーチングアシスタントは採用取ってない、という事実を突きつけられ、悲壮感を隠しきれないまま補習校を後にしたのを今でも覚えています。

それでも食らいついて、校長先生と研究の話を重ね、いつかチャンスが回ってこないかと虎視眈々と機会を窺っていて、今日。

これはもうやるしかない。気付いた時には「やります」と返事をしていました。
完全に新しいストーリーの始まりだよね。
かといって無責任にこの機会を引き受けたわけではない。

理科に関してはもう一度私自身もインプットしなければいけないし、
教え方も研究しなくてはならない。
教壇に立つからには、1人の教師として、子供たちを導いていかなければいけない。

不安もかなり大きい。けど、覚悟を持ってやるしかない。
早速 GEMS (Great Explorations in Math and Science) の日本支局の方と連絡を取り、できる事を模索中。GEMSは圧倒的な知識量を兼ね備えた科学者を育成する事よりも、課題解決を楽しむ思考を身につける事を目的にしているらしいです。
聞いただけでワクワクしてくる〜!

GEMSとは | GEMSとは?

今話を聞いてくださってる方が研究員の方なんだけど、何を相談しても圧倒的な安心感で返してくる。(笑)
理科バックグラウンドのない私がなぜか「できるんちゃう?!」と思わせられるほどです。
(間違っても自己過信して調子に乗ってはいけないけど。)

そんな彼に言われた一言。
「まあ最初の一時間目は遊んだほうがいいですよ(笑)」
どういうこと?!気になりすぎるううううう
これからテレビ電話をするお誘いをいただいた(ありがたい)のでしっかり学びたいと思います。

できることを一つ一つ。新たな挑戦です。