考えごとノート。

日本が多様性に寛容な社会になるために、世界一多様な都市トロントに留学している教育者の卵です。Teacher candidate/ DIversity education/ Canada / Study abroad

補習校の引き継ぎを終えて。   

来週から日本人補習校で「理科」を教えることになった。
私を昔から知ってる人はさぞ驚くと思う。私は「ど文系」かつ「理科苦手マン」であるからだ。

そんな私が理科を引き受けることになったのは校長先生からの電話以来からだった。
これは話すと長くなるので今回は割愛。
(その時はやっと日本人補習校に関われることになったことへの嬉しさと、理科担当への不安で悶えました)

今日は理科担当の方との引き継ぎ、授業見学等を済ませてきました。
単刀直入に、「危機感」です。

北米で育つ子供は質問することに慣れている=クリティカルシンキングの癖がついていると感じたのが第一印象。
既習事項や身近な疑問を学びに繋げて反芻することができる。
すなわち、理科の内容理解を私がしっかりしないことには授業が成り立たないのである

言語面において学習に意欲的に慣れない子供もいることは事実だけれでも、切り替えをして話を聞くことができるのも良いところ。子供達のポテンシャルを伸ばすためにも、自分で予習は月曜の夜までに→ワーク作成の流れを作っていかなければ。

そして授業内の言語補助については、グループ学習等をうまく活用しながらやるしかないなあ・・(一方でグループ組に失敗すると、英語をどんどん話したがる子たちがいるのも注意点だけれども)

子供達の様子から、一層自分の教材研究の大切さを自覚。
校長先生には「やる気・勢いを買ってよかったと思ってる。気持ちがいいね。来週から行こうか。」と言ってもらえたからこそ、自分ができる最大限を提供したい。

理科を教えつつも、自分が気になる生徒の様子はここに記録として残しておきたい。
というのも、補習校ににいる生徒を通して異文化から影響を受ける子供達の軸作りにどう影響しているかを調べるのが本来の私個人の目的であるからだ。

授業準備をがんばりつつも、きろくきろく。
その軸はブラさない。


・中学一年生

単元2 身のまわりの物質

・中学二年生

単元2 動物の生活と生物の変遷

・中学三年生

単元3 運動とエネルギー