考えごとノート。

日本が多様性に寛容な社会になるために、世界一多様な都市トロントに留学している教育者の卵です。Teacher candidate/ DIversity education/ Canada / Study abroad

文化的に多様な教室で起こっていること。

 
バックグラウンドが多様な生徒が集まる教室ってどんな教室だと思いますか?
私は現在トロントの小学校を訪問させてもらってるのですが、想像していたことと異なることがいくつもあります。
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まず「当たり前」というものが存在しない
多様が故に人と違うのが当たり前という文化?が根付いているカナダでは、自分一人が誰かと違う行動をすることに何の抵抗もありません。事実何かを指示すると同じ行動を取る人が一人もいないのです

アクティビティをしよう!と先生が言い出すと
立ち上がって興奮している子、手を挙げて質問し出す子、気分が上がって歌い出す子、ここぞとばかりにトイレに行ってしまう子。本当にいろいろ。見てるこっちはヒヤヒヤです。笑笑

「きちんとした人になること」(Be a decent human)を先生は何度も言います。
Don't interupt someone's work.
You don't have to talk right now, if you need, whisper please.
You don't have to move your place for now.

でもみんな一分後には忘れて、自分のやりたいことをやりだしてしまう。
多様性を認めるって
いいことも悪いことも、認めてしまう受け入れてしまうことでもあるのかな。

日本では、こうはいかない。
小学校低学年から躾されて、人の話を聞くこと、うるさくしないこと、先生がいたら先生に従うこと。
これらは当たり前に要求されること。
集団行動をさせたら圧倒的にきちんと行動できると思う。
(言ったことができるだけで、言わなくても自分で考えられるかどうかは別だけど。)

何が言いたいかうまく言葉にできてない部分がまだ
自分の心の中にはあるんだけど、
これから帰り道に言葉にしてみます。

p.s.
カナダの学校の日常生活では人種のことでお互いを傷つけあったり、差別したりするような場面は見られない。
本当のconflict部分に迫った授業を見てみたいなあ。